スズキが29日発表した5月の実績は国内生産、海外生産、国内販売がプラスになった。輸出は欧州向けが減少し4ヶ月連続でマイナスとなった。
国内生産は前年同月にくらべ10%増の9万2291台だった。同月の輸出実績はマイナスだったが、輸出向けの生産は増加した。国内販売は同5.5%増の5万1510台となった。軽自動車が3.5%増と17ヶ月連続で増加したほか登録車が24.5%増と大幅に伸びた。
輸出は同15.2%減の1万8265台と減少した。海外生産はインド、ハンガリー、パキスタンで増加し同18.9%増の9万633台だった。
スズキ株式会社(以下スズキ)は、2005年1月から本格施行された自動車リサイクル法*1に基づき、2004年度(2005年1月〜3月)の特定再資源化物品(自動車シュレッダーダスト:以下ASR、エアバッグ類、フロン類)に関する再資源化等実績を公表した。
スズキは、自動車リサイクル法により自動車製造業者等に義務付けられている特定再資源化物品について、お客様から預託を受けたリサイクル料金により適正処理・再資源化を推進し、その責務を果たしている。
エアバッグ類、フロン類については、自動車業界が共同して中間法人 自動車再資源化協力機構を設立。また、ASRについては、自動車製造業者等12社が提携し結成した合議機関である自動車破砕残さリサイクル促進チーム「ART(Automobile shredder residue Recycling promotion Team、呼称:エイ・アール・ティー)」*2に参画し、全国的に特定再資源化物品のリサイクルを適正、円滑かつ効率的に実施している。
スズキが、2004年度(2005年1月〜3月)の再資源化等に要した費用の総額は8,837万円、資金管理法人から払い渡しを受けた預託金は7,778万円、収支は1,059万円の赤字であった。 |