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富士重工業は特別仕様車の投入体制を強化する。社内に特別仕様車の企画立案や仕様の検討、設計・開発などを担当する専任チームを設置しており、市場のニーズにあった特別仕様車をタイムリーに供給する姿勢を強める。同社では、06年後半まで新型車の投入や既存車種の全面改良がないと見られる。特別仕様車の積極投入によるラインアップ強化により需要を喚起する考えだ。 浜松市の自動車メーカーの社員と元社員の男性7人が会社を相手に損害賠償を求めた民事訴訟で、同社は16日、7人のうち6人に対して総額3522万円余りの支払いを命じた静岡地裁浜松支部の判決を不服として東京高裁に控訴した。 欧米の自動車会社の創業家社長は大なり小なり、成功すると華やかな振る舞いをしてきた。かのアンドレ・シトロエンも、前身である砲弾工場が当たるとパリのキャバレーに毎晩通い詰めたし、ヘンリー・フォード二世も何度も結婚した。 −−そこでトーメンとの合併が浮上する 「トーメンは、生活産業と情報デジタルの分野に強く、合併すれば収益バランスは改善する。うちは自動車関連の既存顧客向けのサービス拡充に力を入れた『農耕民族』で、トーメンは総合商社として新ジャンルに挑戦してきた『狩猟民族』。いい意味で、相乗効果が出せる」 −−来年4月をめどとする合併の進捗(しんちょく)状況は 「平成17年9月期の中間決算をもとに資産査定に入る。同時にトーメンを引受先としてUFJ銀行などが発行した約720億円の優先株を償却するため、価格交渉を行う。年内をめどに決着させたい」 −−優先株の扱いは 「優先株は金融支援の一種で、持ったままの合併は好ましくない。償却にあたって、銀行団がどれだけ減額してくれるのかが焦点だ。難航すれば、合併時期がずれ込む可能性もある」 −−M&Aを考える分野は 「コンビニエンスストアや食品スーパーといった消費者に近い『川下』分野に進出するつもりはない。大手商社は、出資してリターンを得るといった投資会社的な面が強いが、うちは法人向けにどんなサービスを提供できるかという『BtoB』案件について、経営権を握る33%以上の株式買収で考えたい。最近、マンション管理事業を買収したが、年間300億円の投資枠のうちかなりの部分をM&Aに充てたい」日産自動車は、『フーガ』に4.5リットルV8「VK45DE」(NEO)333PSエンジンを搭載した「450GTスポーツパッケージ」「450GT」を追加し、17日より発売した。価格は450GTが554万4000円、450GTスポーツパッケージが567万円。
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